データを誤消去しないコツ
デジカメのトラブルで非常に多いのが「誤ってデータを消してしまった」、いわゆる「誤消去」「誤削除」
「誤フォーマット」という操作ミス。滅多にデジカメを使わないので操作方法がよくわからず、旅行の際な
どについうっかり消してしまう、といったケースです。
そもそもパソコンのトラブルも含めて、トラブルというのは「うっかりミス」が引き金になっているものが
非常に多く、これらを完全になくすということは事実上不可能かもしれません。しかし、ちょっとした心構
えやささやかなコツ一つで、誤操作は減らせるものです。今回はそういったデータを失わない為のちょっと
したコツを解説しましょう。
1,旅行中はデジカメ上で画像を消去しない!
デジカメの便利さの一つに、「メディアがいっぱいになったら不要な画像を削除して再度撮影できる」とい
うものがあります。
確かにこれは便利です。写真をとりながら画像の整理を同時にできますので、不要な写真をプリントするコ
ストも削減できます。
しかし、この「消しながら撮影」というのが最も「誤消去」を行いやすい状況なのです。
観光地などへ旅行すれば、写真をたくさん撮るでしょう。そんな最中に一枚一枚必要な写真と不要な写真を
選別しながら消していくという作業を行えば、当然注意力が散漫になります。うっかりミスはこういった状
況でこそ起こるのです。一枚消去のつもりが、指がすべって全消去してしまった・・・これではせっかくの
旅行も台無しです。
そういったトラブルを未然に防ぐには、やはり削除操作自体を行わないことが一番です。そのために、でき
るだけ大容量のメディアを使用するか複数のメディアを使用して、消去する必要性を減らすことをおすすめ
致します。最初に少しだけコストはかかりますが、これが一番の改善策です。
2,デジカメ上で行う操作は理解できている操作だけ!
デジタルカメラは小さなボディの中に非常に多くの機能を詰め込んでいます。その犠牲となっているのが
操作性。最近では液晶画面が大きいものが多いので、画面上で操作の説明がある場合もありますが、そも
そも、その説明文の意味がわからないなんてことも。また、簡単に操作できるようボタンに機能が割り
当ててあるものも多くありすが、そのボタンが何を意味しているかがわからないといったケースもありま
す。
よく機能や実際の動作を把握していないのに、そういったボタンやメニューを操作することはおすすめで
きません。「よくわからないけど操作をしたらデータが消えた」というケースも多いです。
ボタンがあれば押してみたくなる気持ちもわかりますが、そのボタンがどんな動作をするものなのか理解
した上で使用し、よくわからない機能を試すのは大切なデータが入っていないときにしましょう。
3,それでも消してしまったら撮影中止!
デジカメデータを復旧する際には削除してしまった後にどんな操作を行ったかが非常に重要となります。
普通、デジカメ上で画像データを削除した場合、削除されるのは「インデックス部」といわれる部分のデ
ータだけ。画像データそのものはまだメモリーカード上に残されているのですが、撮影を続けてしまうと
削除したデータの上に別の画像データが上書きされてしまいます。上書きされてしまったデータはたとえ
メディアを分解したとしても復旧することはできませんので、万一大切な写真を削除してしまった場合に
は、そのメディアはもう使用しないようにしてください。万が一、誤削除してしまった時の為にも、予備
のメディアを一つくらいは用意しておくことをお勧めします。