ディスクユーティリティと復旧ソフトは何が違うの?

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データが読めなくなってしまった場合に、自分で何とかデータを復旧したいという場合、一つだけ注意 していただきたい事があります。それは、「ディスクユーティリティは絶対にかけない」事です。

ディスクユーティリティとは

「ディスクユーティリティ」とは、通常ハードディスクに論理的な障害が発生した場合に修復作業を行い、 正常な状態に復元する為のソフトウェアの事です(ソフトによってはその他に多くの機能を持っています) 。
これらのソフトはパソコンにインストールされており、常にシステムの状態を監視して何らかの変更や異常 動作が検出された場合にその内容を復元したり、異常の発生したセクタを避けてデータを再配置したりしま す。この動作によりハードディスクの軽微なトラブルを回避し、安定した動作を行えるようにします。

データ復旧ソフトとは

それに対し、「データ復旧ソフト」とはあくまで「データを復旧する」事だけを目的としたソフトです。 データを復旧した後のハードディスクの動作については何も処置を行いません。多くのソフトはインストー ルすらせずに、CD-ROMからプログラムを実行することができます。


つまり「ディスクユーティリティ」と「データ復旧ソフト」とではそもそもの目的が違うのです。 確かにディスクユーティリティの中には「データ復旧機能」を持つものがありますが、これは「ディスク ユーティリティがインストールされたパソコン上で削除したデータを復旧できる」機能のことを指してい ます。つまり、データを誤削除した場合に備えて削除データのバックアップを自動的に取り、万一 誤削除だった場合には復元できるという機能です。ユーティリティが元々インストールされていなかった 環境で誤削除を行い復旧を目的にインストールしても、そもそもバックアップが作成されていませんので データを復旧することはできません。
むしろ、こういった操作(インストール作業)を行うことで、プログラムファイルの書き込みが発生して 救出したいデータの領域を上書きしてしまうことすらあります。上書きされてしまった場合、データ復旧ソ フトを使用しても復旧は不可能となります。また、ディスクユーティリティで読み込めなくなってしまった デジカメメディアを修復しようとした場合、メディアに変更が加えられたり、処理用のデータが書き込まれ たりする場合があります。そういった場合もデータの上書きが発生してしまいますので、データ復旧の可能 性を低下させてしまいます。

これに対して「データ復旧ソフト」は、削除されたり見えなくなってしまったデータを「探し出して抽出す る」事だけを行いますので、元のメディアに対して変更を加えることは無いように設計されています。

これらの違いをよく理解した上でソフトを使用しないと、せっかくの復旧できるデータも復旧できなくなっ てしまいます。御注意ください。

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